取扱部会令和4年度通常総会を開催 - 自動車新聞社ニュース

関係団体と連携を密にし、活動推進

兵庫県トラック協会取扱部会(内山克己会長) は7月7日、神戸ポートピアホテルで、令和4年度通常総会を開き、令和3年度事業報告、同収支決算報告、監査報告、令和4年度事業計画、同収支予算、の5議案を全て原案どおり承認した。
冒頭あいさつで内山会長は「新型コロナウイルスの影響もあり、3年振りの対面で行う総会となります。コロナ禍、原油高で大変だとおもいますが、審議のほどご協力お願いいたします」と述べた。

令和3年度事業報告では、燃料価格高騰に係る対応をはじめ、「標準的な運賃」の活用等による適正な運賃・料金の収受を図るため、運賃届出、荷主との交渉に一層取り組むべき1年であり、緊急事態宣言等が継続的に発出される中で、依然として厳しい経営環境が続いている。そのため、本年度の取扱部会は、新型コロナウイルス感染症の影響により荷主懇談会・研修会、施設視察研修等の開催を中止せざるを得ない事態となった。

令和4年度の事業計画では、燃料価格高騰に係る対応をはじめ貨物自動車運送事業法の改正に伴う「標準的な運賃」の活用等による適正な運賃・料金の収受が図られるよう全力を傾注する。また、物流を維持していくために優秀な人材を確保するとともに、高速道路料金の割引など使いやすい道路の実現に取り組むとした。さらに、新型コロナウイルス感染症等にも対応しつつ、実運送業界の実情を把握した上で各種研修会、荷主懇談会、物流諸施設の視察等を通じて研鑽を重ね、全ト協利用運送・積合部会、関係団体との連携を密にして情報を収集するなど積極的な部会活動の推進に努めるとした。