優良自動車関連事業場等表彰 - 自動車新聞社ニュース

阪急阪神エムテックなど表彰

令和元年度環境保全優良自動車関連事業場等表彰式（近畿運輸局長表彰伝達・兵庫陸運部長表彰式）が2月14日、兵庫陸運部会議室で開かれた。

近畿運輸局長表彰は、（株）神戸マツダ大久保店、（株）阪急阪神エムテック芦屋浜工場、同山口工場、同猪名川工場、小谷鈑金塗装の5事業所が受賞。兵庫陸運部長表彰は阪急阪神エムテック西宮工場、（株）マツダ宝塚店が受賞した。

表彰で松崎義廣・兵庫陸運部長は受賞者の環境対策への取り組みに敬意と喜びを表した後「自動車は生活に欠かせない役割を担っている一方、多発する事故、排ガスによる大気汚染など克服すべき課題も多い。フロンガスの適正回収、リサイクル、CO₂ の削減の深度化、エコ整備等の安全な環境のクルマ社会の形成に、今後も引き続き理解と協力をお願いしたい」と挨拶。

来賓の西原興一郎・環境に優しい自動車関連事業場の兵庫県推進協議会会長は「皆様は法の尊守、環境保全、環境家計簿を管理。公害防止という社会的責務を果たしていることがこの受賞の理由です。業界の取り組むべき課題は山積しており、中でも地球規模での温暖化防止対策として低炭素社会の実現へのCO₂ 削減、リサイクル、リユース利用に取り組む必要があります。さらに高度な整備技術力とエコ整備でユーザーの安心安全を確保、現状を見極め、循環型社会の形成に寄与されますようお願いします」と祝辞。また管範昭・兵庫県農政環境部環境管理局長は「身近な所からCO₂ をなくす皆様の引き続きの取り組みと同業他社へ輪を拡めて頂きたい」とエールを送った。

最後に受賞者を代表して、藤原彰・（株）阪急阪神エムテック社長が「私どもは炭素社会の実現に向け環境に配慮した事業運営に努め、この表彰に恥じない環境に優しいクルマ社会の実現に努めます」と謝辞を述べた。