自動運転技術、いつ乗るの!?今でしょ!
カテゴリ:総合(行政・政治) 2016-08-04配信 |
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2016年8月1日(月)、 六本木アカデミーヒルズにおいて、 自動運転技術がもたらす新しいクルマ社会について紹介する朝日新聞メディアラボ主催の公開シンポジウムが開催されました。
自動運転技術のリーディングカンパニーである日産自動車からは常務執行役員・安徳光郎(あんとく みつろう)氏、 そして交通心理学の実践女子大学 人間社会学部 教授 松浦常夫(まつうら つねお)氏、 現在多くのメディアに出演している東進ハイスクール・東進衛星予備校 現代文講師 林修氏が登壇し、 自動運転技術が普及することで、 私たちの移動や社会はどのように変わっていくのか?そして、 普段の私たちの生活にはどのようなメリットが生まれるのか?をディスカッションしました。 まず、 実践女子大学人間社会学部で交通心理学を専門とされている松浦常夫氏は、 クルマを運転している際の「ドライバーにかかる負担」について、 運転によって引き起こされるストレスや、 交通事故の起こるタイミングなどのデータについて説明しました。 そして、 自動運転技術の導入を推進する日産自動車常務執行役員の安徳光郎氏は、 自動運転技術の進化によってもたらされる社会的なメリットと、 8月末に発売予定の自動運転技術「プロパイロット」の革新性を紹介しました。 最後に、 林修先生も交えたトークセッションでは、 林先生自身の運転にまつわるエピソードや、 自動運転技術の普及によるメリットを感じられる点などをお話いただき、 「自動運転技術が私達の生活をどう変えていくのか」について白熱したディスカッションが行われ、 会場は盛り上がりを見せました。 【開催概要】 日時 : 2016年8月1日(月) 13:30ー15:30 (受付開始13:00) 場所 : 六本木アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー49F) 登壇者: 東進ハイスクール・東進衛星予備校 現代文講師 林修氏 日産自動車 常務執行役員 安徳光郎氏 実践女子大学 人間社会学部 教授 松浦常夫氏 【登壇者講演内容】 ■日産自動車 常務執行役員 安徳光郎氏 講演内容 •安全性の向上に加え、 運転にまつわるストレスで思い浮かぶ「渋滞時の負担を軽減する」自動運転技術「プロパイロット」が新型セレナに搭載される。 巡行時には前のクルマとの車間距離を取りながら、 ステアリング支援により車線中央付近を維持して安心して走行出来る。 •日産自動車は「セーフティー・シールド」=クルマが人を守るというコンセプトに基づき研究開発を行ってきた。 交通事故の9割以上は人為的ミスによるものでクルマが判断や操作を支援することにより、 運転者のミスによる事故防止に大きく貢献できるものだと考えている。 •今回の「プロパイロット」はドライバーの感覚に合ったスムーズな加減速やなめらかなカーブ走行を実現している。 将来的には、 安全走行を実現しながらドライバー個人の癖や好みをクルマが学習してその感覚に合わせたりするなどの研究開発を進めている。 ■東進ハイスクール・東進衛星予備校 現代文講師 林修氏 講演内容 •子どもの頃、 ドライブの帰りはよく運転を巡って両親が喧嘩していたのを思い出した。 ストレスを軽減する自動運転技術の普及によって、 家族間の楽しい会話が生まれるのではないか。 •自分ではあまり運転せず、 いつも妻に運転してもらっているので、 妻から無言のプレッシャーを感じることはある。 自動運転技術の進化によって、 運転があまり好きでない自分もハンドルを握ることで妻のプレッシャーをかわすことができると思う(笑) •今日の話を聞いて、 「自動運転技術」は、 「進化した運転支援技術」だと認識できた。 今後の更なる進化や普及によって、 様々な生活エリアの人々がメリットを感じることができるはず。 自分も、 さらに進化した自動運転車に乗って、 授業の予習や採点を行いたい。 ■実践女子大学 人間社会学部 教授 松浦常夫氏 講演内容 •運転中は変化する環境への順応や、 安全に配慮しながら道路上を高速で移動する等、 ドライバーへの身体的・精神的負担は非常に大きい。 •交通事故は疲労などの要因により長時間ドライブの終盤に起こることが多い。 また、 運転中のドライバーの感情として事故や道路環境に対する「不安」や他車に対する様々なストレス感情を抱いていることが多い。 【プロパイロットについて】 「プロパイロット」は、 安心して使用できる高速道路の単一車線での自動運転技術です。 渋滞走行と、 長時間の巡航走行の2つのシーンで、 アクセル、 ブレーキ、 ステアリングを自動的に制御し、 ドライバーの負担を軽減します。 高度な画像処理技術によって、 道路と交通状況を把握し、 ステアリングを正確に制御して人間が運転している感覚に近い自然な走行を実現します。 今回、 8月下旬発売の新型セレナへの「プロパイロット」搭載では、 日本の高速道路での使いやすさを徹底的に追求して開発されました。 なお、 渋滞時のハンドル、 アクセル、 ブレーキの自動化は、 日本の自動車メーカー初の技術です。 「プロパイロット」は、 ステアリングスイッチの操作で簡単にシステムを起動・設定することができるほか、 システムの状態を分かりやすく表示する専用大型ディスプレイを採用するなど、 使いやすさと運転感覚に拘ったインターフェースも大きな特徴の一つです。 【参考URL】 What’s AUTONOMOUS DRIVE? 自動運転の今と未来 随時サイト内容更新中! http://www.nissan.co.jp/AUTONOMOUSDRIVE/
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