アウディ、自動運転搭載車両にアルテラのSoC FPGAを採用
カテゴリ:総合(行政・政治) 2015-01-06配信 |
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アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO 兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は1月6日、 同社のSoC FPGAが、アウディの量産車向け先進運転支援システム(ADAS)に採用されたことを発表した。
アウディの運転支援用中央制御ユニット、zFASの主要開発パートナーであるオーストリアの企業TTTechは、アウディが自動運転および自動駐車のために必要とする、ASSPソリューションでは実現困難なシステム性能向上と独自機能を搭載するため、アルテラの Cyclone(R) V SoC FPGA を採用した。 プログラマブル・ロジックにデュアルコア ARM Cortex-A9 プロセッサを統合した、アルテラのCyclone V SoC FPGAを使用することで、ADASプラットフォーム設計者は自社製品のハードウェアとソフトウェアをカスタマイズできるようになり、ADASの設計に必要なアルゴリズムを高速化する、ビルディング・ブロックの実現を可能にする。アウディのzFAS制御ユニットは、単一のユニットですべての自動運転機能を処理する、完全に集約化された業界初のADASモジュールであり、複数のモジュールを車両の様々な場所に配置するその他のアーキテクチャとは異なる。アルテラのFPGAは、信頼性の高い物体検知に必要な車両内の複数のセンサーから送られるデータと、車両内の高帯域データ通信のために使用されるデタミニスティック・イーサネット通信を組み合わせ、センサー・フュージョンで求められる機能をzFASに提供する。 次世代のADAS向けデタミニスティック・イーサネットIP TTTechのデタミニスティック・イーサネットIPソリューションは、次世代ADASアプリケーションに求められる、高帯域とソフトウェア統合に対応するもので、この半自動運転向けに開発されたセーフティ・プラットフォームは、高性能なコンピューティングに、機能安全と迅速なソフトウェア統合を組み合わせて実現されている。アルテラのFPGAに実装される、TTTech の TTEthernet(R) IP、統合ソフトウェア、セーフティ・プラットフォームは、次世代のADASシステムに高効率で、拡張性に優れたソリューションを提供する。
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