高速道路休日1000円６月めどに廃止、大口多頻度割引は継続

カテゴリ：総合（行政・政治） 2011-04-22配信 | | 印刷画面 |

　　大畠国土交通大臣は４月22日の記者会見で、高速道路の休日上限千円の割引制度を６月を目処に廃止し、無料化の社会実験も一時凍結すると発表した。震災の復旧工事の財源を確保するため。
　　今年の夏から導入を予定していた平日上限２千円の割引などもすでに中止が決まっている。これにより、震災の復旧工事などの財源として、合わせて３千５百億円が捻出され、第１次補正予算の財源に充てる見通し。

　　舞鶴若狭道など無料化社会実験の一時凍結はシステム回収に２カ月程度かかるため、６月末に全国の回収が終わり次第、一斉凍結させる。

　　今回の廃止または一時凍結は高速道路無料化の財源を復興の財源に充てるため、無料化に関わる休日千円、平日２千円の上限制及び無料化社会実験が見直されたため。夜間・通勤時間帯のETC割引制度や大口利用者に対する割引制度は継続する。


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