【特集】アルコールチェッカー導入事例―大和物流(東海電子) (2/3)
カテゴリ:物流 2011-02-01配信 |
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【導入となった最終の決め手】
深夜時間中におけるIT点呼の実施及びアルコール検知の義務化への対応。 (浦本課長) IT点呼の出来るものを探しておりました。東海電子は展示会など積極的に行っており、国土交通省の許可を得ているということやIT点呼が可能であることが最終の決め手となりました。 【運用方法】 全国を7地区に分け、閑散時間(0時〜8時)中においてのIT点呼と併用してアルコール測定器を使用している。 (浦本課長)閑散時は7地区(1地区運行管理者を1名配置)に分け、35営業所をテレビ電話とアルコール検知器を使用して点呼(IT点呼)を行っています。夜間、各営業所に1人ずつ運行管理者を設置せずに済むため、労務管理が行いやすくなりました。 (濱田所長)設置型ですので、乗務前と乗務後の点呼時にアルコール測定を実施し、測定内容を写真入りで、サーバー内とプリントアウトし点呼記録とともに保管しています。 【機器の長所】 (佐藤次長)微量のアルコール成分でも検知するので、運送業者として、悪質で危険な運転を抑制できると思います。 (浦本課長)これまで1万円前後のものを使用しておりました。東海電子の検知器はごく微量なものにも反応するということもあり、飲酒に対するドライバーの意識が高まりました。 また、本社のパソコンから全営業所の状況を把握できるので、管理がし易くなりました。 (奈良営業所のドライバー) 仕事の後にお酒を飲むことを楽しみにしていますが、東海電子導入後は翌日のことを考えて20時以降の飲酒は控えますし、ビールも飲めたとしても500mlの缶2本が限度です。それを超えると翌日までアルコールが残ってしまいます。 飲まなくなった分、食べるようになり、健康的になったかもしれません。 (奈良営業所のドライバー)東海電子の検知器はアルコールを検知すると、「カチッ」という音と共に半導体ガスセンサーから燃料電池センサーに変わります。その音を聞くと「ドキッ」とします。その音が鳴らないかどうか、緊張しながら吹き込みます。 (浦本課長) 手のアルコール消毒やパンやジュースの中に発酵成分を含むものの摂取直後は検知をしてしまいます。 >>3ページ目へ続く
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