スズキ株式会社の次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」が、日本自動車研究者・ジャーナリスト会議（RJC）による「2013年次 RJC テクノロジー オブ ザ イヤー」を受賞した。スズキがRJC テクノロジー オブ ザ イヤーを受賞するのは今回が初となる。

この度受賞した次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」は、環境に配慮しながら、さらに便利で楽しいクルマを目指す技術の総称である。
2012年9月に全面改良した「新型ワゴンR」から採用した、減速エネルギーで効率よく発電・充電し、発電のための燃料消費を削減する「エネチャージ」、13km/h以下でエンジンを停止する「新アイドリングストップシステム」、アイドリングストップ時でも蓄冷材により冷風を保つ「エコクール」をはじめ、新軽量衝撃吸収ボディー［TECT］、エンジン&CVTの高効率化、走行抵抗の低減といった様々な次世代環境技術が高く評価された。スズキは順次、この技術を新型車へ採用していく計画である。

2013年次 RJC テクノロジー オブ ザ イヤーは、2011年11月1日から2012年10月31日までの間に、国内で発表された乗用車に採用された技術を対象に、RJC会員の投票によって選出され、11月13日に行われた最終選考によって決定した。

日本自動車研究者・ジャーナリスト会議（RJC）は、カー オブ ザ イヤー選考委員会による優秀車・優秀技術選考・人物表彰のほか、研究活動を通じた道路行政への提言も行っている。スズキは過去に「ワゴンR」（1993年、2008年）、「スイフト」（2005年、2010年）でRJCカー オブ ザ イヤーを受賞している。