Hondaは、さらなる市場拡大が見込めるバングラデシュにおいて、良いものを、早く、安く、低炭素でお届けするため、二輪車の生産と販売機能を備えた合弁会社を2012年内に設立することを、バングラデシュスチールアンドエンジニアリング・コーポレーション（Bangladesh Steel and Engineering Corporation 以下、BSEC）と合意し、本日合弁契約書に調印しました。

HondaはBSECとの合弁契約調印を受け、Hondaが70％、BSECが30％出資の二輪車生産販売合弁会社を、2012年内に設立することを目指します。1972年にHondaは、BSEC傘下のアトラスバングラデシュ・リミテッド（Atlas Bangladesh Ltd.）と技術提携契約（Technical Collaboration Agreement）を締結し、同年よりHonda二輪車の生産を行ってきました。新会社設立後は生産・卸販売事業を軸に、「小さく生んで大きく育てる」を基本方針としたオペレーションを行っていきます。

バングラデシュの二輪車総市場は、総人口約1億6,000万人に対して2011年実績で18万台、前年比では111％※の伸びを見せています。引き続き成長が期待できるバングラデシュでの二輪事業のさらなる発展を目指し、お客様の多様なニーズに迅速に対応できる運営体制を構築していきます。Hondaはパキスタンやインドなど南西アジア地域の各社との連携を視野に入れ、競争力の強化を図り、お客様の期待を上回る商品とサービスの提供を目指します。

※ Honda調べ