フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社（代表取締役社長：ゲラシモス ドリザス、本社：愛知県豊橋市、略称：VGJ）は、2005年1月から施行された自動車リサイクル法※1に基づき、2011年度（2011年4月1日〜2012年3月31日）の特定再資源化等物品（ASR※2、エアバッグ類、フロン類）3品目の再資源化状況について下記の通り報告します。

なお、公表実績にはフォルクスワーゲン車およびグループブランドのベントレー車の実績を含みます。

自動車のASR、エアバッグ類、フロン類など3品目の適正処理・再資源化に関する業務は、お客様から預託を受けたリサイクル料金により行われており、2011年度実績については、昨年同様、ASRリサイクル率が93.9％と、2015年度法定基準である70％を既に達成しています。

VGJでは、今後も日本の自動車リサイクル法に則った自動車の最終処理を確実に行い、使用済自動車の再資源化等の確実かつ効率的な実施のために、一層の取り組みを推進してまいります。
VGJの自動車リサイクル法への取り組みにつきましては、フォルクスワーゲン
公式ウェブサイトhttp://www.volkswagen.co.jp/をご参照ください。
※1 正式名称＝「使用済自動車の再資源化等に関する法律」
※2 ASR：Automobile Shredder Residue （自動車シュレッダーダスト）

■ ASR（シュレッダーダスト）
【再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況】
シュレッダーダストリサイクル率
93.9％
引取シュレッダーダスト量
5,132.3t
委託全部利用引渡しシュレッダーダスト相当量
236.7t
委託全部利用したシュレッダーダスト相当量
236.7t
リサイクル施設投入シュレッダーダスト量
5,067.7t
リサイクル施設排出残渣合計
261.9t
委託全部利用排出残渣合計
2.4t
シュレッダーダストを投入した施設が基準適合施設であることを証する事項
豊通リサイクル（株）のウェブサイト※3を参照ください
シュレッダーダストとして引取った台数
24,836台
受託全部利用に引渡した解体自動車台数
1,135台
※3 http://www.toyotsurecycle.co.jp/ASR/asr-receipt02.html

■ エアバッグ類（ガス発生器）
【再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況】
エアバッグ類リサイクル率
93.1％
引き取ったエアバッグ類の総重量
8,013.4kg
引き取ったエアバッグ類のうちその全部又は一部を原材料又は部品その他製品の一部として利用することができる状態にしたものの総重量
7,471.0kg
引き取ったエアバッグ類の個数
119,391個
そのうち解体業者において取外し回収処理されたエアバッグ類の個数
12,105個
そのうち解体業者において車上作動処理されたエアバッグ類の個数
107,286個
引き取ったエアバッグ類に係る使用済自動車の台数
23,133台
そのうち解体業者において取外し回収処理された使用済自動車の台数
2,455台
そのうち解体業者において車上作動処理された使用済自動車の台数
19,808台
そのうち解体業者において未作動エアバッグ類の一部を取外し回収し、残りを車上作動処理した使用済自動車の台数
870台

■ フロン類
【破壊の実施状況】（CFC＝クロロ・フルオロ・カーボン、HFC＝ハイドロ・フルオロ・カーボン）
引き取ったCFCの量
188.7kg
引き取ったHFCの量
6,872.1kg
引き取ったCFCに係る使用済自動車の台数
792台
引き取ったHFCに係る使用済自動車の台数
23,284台

【収支の状況】
ASR
エアバッグ類
フロン類
資金管理法人（公益財団法人自動車リサイクル促進センター）から払渡しを受けた再資源化等預託金の総額
260,453千円
89,975千円
53,718千円
再資源化に必要な行為に要した費用の総額
274,730千円
59,703千円
47,637千円

■ 法施行以降の累計（2005年1月〜2012年3月末まで）
払渡しを受けた再資源化等預託金の総額
2,697,600千円
再資源化等・破壊に要した費用の総額
2,709,807千円
収支合計
▲ 12,207千円