富士通テンは、4月2日本社で入社式を開催した。
重松社長は新入社員へ向け期待を述べた。

内容は次の通り。

高い問題意識で自ら考え周りを巻込み改革を成し遂げる人材、「指示待ち」ではなく、「改革推進」を目指した人材に成長してもらいたいと思います。

皆さんに目指して欲しい仕事も単なる作業ではなく、『何か新しい付加価値を創造していく』といった、志の高い仕事を期待しています。
かつて産業革命が多く単純作業者の仕事を奪ったように、今後も機械やシステムに置き換わってしまうような仕事は消滅し、人間にしかできない創造的仕事に従事するプレ−ヤ−こそ生き残ることができると信じています。
今日から始まる会社生活で一人一人が持てるに力を十二分に発揮し、富士通テンを“変革”に導いてくれることを期待しています。
一人一人が力を発揮するためのベースとなる、仕事への取組み姿勢を３点お話しします。富士通テンの社員の心構えとして受け止めてください。


・会社をとりまく環境は、皆さんの想像以上にスピーディに変化しています。常にアンテナを広く張り、自ら情報を取りに行き、自分は何をすべきかを考え、行動できる人になってください。
さらに、与えられたものを学ぶのではなく、「自ら学ぶ」習慣を身に付けてください。

・グローバル人材とは、外国語を話せる人ということではなく、外国語を使って“世界各国でビジネスができる人材”です。ビジネスにはもはや国境はなく、当社も海外でのビジネスを強化しています。グローバルな舞台で仕事ができる人材になるよう、自己啓発に励んでください。


・常に成長を目指している会社はいつも何らかの困難に直面しています。
皆さんの仕事においても困難な場面があると思われますが、困難を乗り越えてこそ成長するものです。
対面した困難に怯むことなく最後までやり抜く強い意思を持って仕事に取り組んでください。