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自動車ニュース
最終更新日時 2023-07-01
ブリヂストン 市販用ランフラットタイヤ『POTENZA S001 RFT(ポテンザ エスゼロゼロワン アールエフティー)』新発売
より安全で環境に優しい車社会の実現へ |
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 株式会社ブリヂストン
 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、ランフラットタイヤ※1を初めて市販用※2として発売致します。商品名は「POTENZA S001 RFT」。発売開始は7月1日、発売サイズは全4サイズです。

 地球規模で環境意識が高まり、車両の軽量化や小型化が加速する自動車業界において、当社はスペアタイヤ(応急用タイヤ)を不要とするスペアタイヤレス化を、ランフラットタイヤにより、大きく前進させることができるものと確信しています。安全・環境に優しいという特徴を持つランフラットタイヤが普及することにより、車社会に大きく貢献できると考えています。
そして、今回発売する「POTENZA S001 RFT」がその普及を加速させるものと考えています。

1.ランフラットタイヤの特徴

(1)当社は次の点においてランフラットタイヤに大きな優位性があり、スペアタイヤレス化の最適解であると考えています。
パンクした際の走行安定性。
パンクした際に危険な路上作業をせずに安全な場所まで移動できること。
路面と接するタイヤトレッド部だけでなく、タイヤサイド部の損傷に対してもパンク時走行が可能なこと。
(2)全ての車両のスペアタイヤレス化が実現すれば、現在新車に装備されている年間約5900万本※3のスペアタイヤが無くなることから省資源化にも貢献。またスペアタイヤのライフサイクル(原材料採取から廃棄に至るまで)において排出される年間約200万トンのCO2※4が削減されることになります。さらに、スペアタイヤと組み合わせるホイールなども不要になることから、これ以上のCO2排出量削減が可能となります。

2.ランフラットタイヤの進化

ブリヂストンのランフラットタイヤは、タイヤサイド部に補強ゴムを使用したサイド補強型ですが、タイヤサイド部が厚く硬いため、1987年の量産開始当初は、乗り心地がノーマルタイヤに比べ硬くなる傾向にありました。2005年以降はサイド補強ゴムに改良を加え乗り心地を改善していますが、2009年にさらに乗り心地を改善する技術として「熱をコントロールする技術」の開発・実用化に成功しました。

3.「POTENZA S001 RFT」の商品特徴

(1)「熱をコントロールする技術」として、「新サイド補強ゴム」「クーリングフィン™」を採用し、「POTENZA S001」(ノーマルタイヤ)と比べても遜色ない乗り心地を実現しました。
(2)2010年に発売し、多くのお客様にご好評いただいております「POTENZA S001」と同様、高次元のドライ・ウェットパフォーマンスを発揮します。尚、「POTENZA S001」は新車装着用タイヤとしても「フェラーリ458 Italia」や「アストンマーティンRapide」、「LEXUS LFA」に採用されています。
(3)次のようなお客様にお勧め致します。
1、新車装着タイヤがランフラットタイヤであり、より柔らかな乗り心地をお求めになるお客様。
2、新車装着タイヤがノーマルタイヤで、ランフラットタイヤの性能をお求めになるお客様。
但し、現行ノーマルタイヤ装着車に「POTENZA S001 RFT」※5を装着する場合は、タイヤ空気圧モニタリングシステム「TPMS B-01」※6と市販用アルミホイール※7のセットを装着することが可能な車両に限定されます。


※1 ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離走行できるタイヤです。
 ・空気圧0kPa時に通常の使用状況下において、「80km/h以下で80km」まで走行可能(ISO技術基準)
 ・ランフラット(空気圧0kPa時)の走行可能距離80kmは、ISO技術基準に基づいた試験条件で走行可能な距離です。実際に走行できる距離については、荷重、外気温等の使用状況により異なります。
※2 市販用夏タイヤ
※3 ブリヂストン調べ(全世界の2008年年間乗用車生産台数から、ランフラットタイヤ装着車両及び修理キット搭載車両の台数を引いてスペアタイヤ搭載車両台数を算出)。
※4 ブリヂストンのテンパータイヤTR2(サイズ:145/70R18 107M)のライフサイクルにおけるCO2排出量を基に算出。CO2排出量の算出方法は、日本ゴム工業会編「タイヤのインベントリー分析試行(1998年)に準拠しています。尚、使用段階のCO2排出量は0としています。
※5 装着可能なタイヤサイズは、195/55RF16 87V、225/45RF17 91Wの2サイズとなります。
※6 タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)は、ホイールに取り付けるセンサーでタイヤの空気圧を検知し、車内モニターを通じてドライバーに知らせるシステムです。「POTENZA S001 RFT」装着の際には、当社が推奨するTPMSを装着する必要があります。「TPMS B-01」は、コクピット・タイヤ館 TPMS取り扱い認証店で販売しています。
※7 一部車両については新車装着用アルミホイールへ装着可能です。尚、新車装着用スチールホイールへの装着はできません。市販用アルミホイールは当社推奨のものをご使用ください。( 詳細は別添をご覧ください )



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