株式会社ブリヂストン
　株式会社ブリヂストン（社長　荒川　詔四）は、バン・小型トラック用低燃費タイヤ※1「ECOPIA　R680」に新たに15サイズを追加、2011年2月1日より発売いたします。価格はオープン価格です。

　「ECOPIA R680」は、2010年2月の5サイズ発売以来、多くのお客様からご好評をいただいていることから、今回新たに15サイズを追加発売するもので、より幅広い車種に装着いただくことが可能となります。
　なお、「ECOPIA R680」は当社の材料技術「NanoPro-Tech（ナノプロ・テック）」※2を採用。さらに、シリカ配合の低燃費トレッドゴム「VAN専用ECOコンパウンド」を採用することで、高い低燃費性能を達成。当社バン・小型トラック用タイヤ「DURAVIS(デュラビス) R670(アールロクナナマル)」との性能比較では、転がり抵抗で20％の低減を実現しています。

　タイヤのライフサイクルにおけるCO2排出量の約9割は、その使用段階で車両の排気ガスとして排出されるものです。当社は、タイヤの転がり抵抗をさらに低減し、車の燃費を向上することによりCO2排出削減に大きく貢献したいと考えています。

　ブリヂストングループは、今後「ECOPIA」ブランド※3の更なる品揃え充実やグローバル展開、新車装着への拡大を積極的に進めて参ります。


※1 自社従来品との比較で燃費が向上しております。
※2 「NanoPro-Tech（ナノプロ・テック）」は分子構造設計等を通して材料の微細構造を制御し、必要特性を引き出す技術の総称で、当社の基幹技術の一つです。通常、転がり抵抗を低減するとWETグリップなどの安全性能が低下してしまうことが課題でしたが、「NanoPro-Tech（ナノプロ・テック）」などの技術を採用することにより、この課題を解決することに成功しています。
※3 当社の環境タイヤ「ECOPIA」ブランドは、安全性能などのタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら転がり抵抗低減の実現に特化したブランドです。当社ではトラック・バス用、小型トラック・バス用、バン用、乗用車用と「ECOPIA」ブランドをフルラインアップで展開しています。