兵庫日産グループに64人入社-信頼を得ないと存亡が問われる

兵庫日産自動車（松本和幸社長）は４月２日、本社で「新入社員入社式」を行い、兵庫日産は営業26人（うち女性５人）、サービス37人、兵庫車体工業は１人、日産但馬販売はサービス１人が入社。総勢64人は昨年より９人多い。

　松本社長は「当社がめざす企業行動指針がある。それは?お客様の信頼を高めるために、迅速に徹底して継続して取り組むこと?高生産性を実現するために情報を共有化しツーウエイ・コミュニケーションにより社員のモチベーションを上げ生産性を向上して分配すること?社会的責任を全うするためにコンプライアンス＝法令順守、交通安全、環境保全に貢献していくこと。皆さんも一緒になって取り組んでいただく」また「自動車産業は厳しく、家電、百貨店やスーパー、物流と共に不況の中にいる。この中で生き残っていくためにはお客様に信頼される企業でなければならない。すなわち兵庫日産で車検を受けよう、兵庫日産でバッテリーを交換しよう、兵庫日産で車を買おうと、お客様から指名される企業になりたい。そうしないと存亡が問われる。つい最近770万台の全需があったが、今年は485万台の需要予測の中で企業は的確な商品、サービスの提供をしなければならない。我々は車だけ売るのではなく修理するだけでもない。保険とかクレジットとかバッテリーとかタイヤなどあらゆる商品を扱っており、提案し提供していくことでお客様満足度向上を図り信頼を得ている。営業だけ、サービスだけが頑張ってもだめ。生き残りをかけて企業変革に取り組んでおり、そのスピートアップに皆さんの新しい感覚を取り入れたい。分からないことは遠慮なく上司に聞いて、積極性を発揮してほしい。兵庫日産にない新しい風を起こしてもらうために皆さんを迎えた。今後の活躍を期待します」。

　労慟組合から祝辞があり、役員が紹介され、新人教育で始業前３分間スピーチ、４月29日競技大会が披露された。