「即廃止にはならない」と薮本会長―粟生線存続戦略会議

最終更新日時 2023-07-01

「即廃止にはならない」と薮本会長―粟生線存続戦略会議 (1/2)

カテゴリ：交通・観光（バス/タクシー/レンタカー） 2011-09-02配信 |

| 印刷画面 |

会長＝薮本吉秀三木市長

神戸電鉄粟生線存続戦略会議

　沿線の自治体などが粟生線の支援策などについて議論する「神戸電鉄粟生線存続戦略会議」（会長＝薮本吉秀三木市長）の２回目会合が８月31日、神戸電鉄の本社で開かれ同社の経営状況などを分析し、今後の支援策について議論した。三木市、小野市、加西市、加東市の各市長が出席した。
会議は非公開で行われ会議後、薮本会長が記者会見した。
　会見の後半、薮本会長は仮に各自治体から支援策が出なかったとしても、「即廃止にはならない」との見解を示した。
　薮本会長は神戸電鉄が開示した固定資産や借入金、同社の経営努力、株主の阪急阪神ホールディングスの支援の考え方について議論し、課題も浮き彫りになったと報告。
　具体的には車両編成などの運行内容、未利用地の状況、人件費について他社との比較、金融機関からの借り入れの猶予などについて、一歩踏み込んだ経営努力を求める意見が相次いだ。
　10月下旬開催予定の次回会議で各自治体の、料金の改定、上下分離方式の導入、別会社化などについて意見を集約する。

>>2ページ目へ続く

リガーレvol.32 発売　ひと・まち・モビリティ　

PC管理ソフトがセットになり、より強力になった安全運転の推進

ISO39001の導入にも役立つ支援ツールをご紹介

トラック・バスのオルタネーター・スターターなど電装品専門店

安全運転の強化推進に威力を発揮するのは・・・

『ＨＣ－２１１』の人気にせまる

～エコタイヤの豆知識～

性能・価格を比較し国内メーカー９社を紹介