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自動車ニュース
最終更新日時 2023-07-01
日産自動車、2011年度決算を発表
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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は11日、2011年度(2012年3月期)決算を発表しました。2011年度の連結決算は以下の通りです。

<2011年度連結決算>

売上高 9兆4,090億円 (1,189.5億USドル、863.2億ユーロ)
営業利益 5,458億円 (69億USドル、50.1億ユーロ)
経常利益 5,351億円 (67.6億USドル、49.1億ユーロ)
当期純利益 3,414億円 (43.2億USドル、31.3億ユーロ)

2011年度のグローバル販売台数は、過去最高の484万5千台 を記録し、全需を超える伸びを示しました。グローバル全需が2010年度の7,260万台から2011年度に7,570万台と4.2%伸びた中、日産の販売台数は、2010年度の418万5千台から484万5千台と、15.8%拡大しました。日産のグローバルシェアは0.6ポイント拡大し、6.4%となりました。

社長のカルロス ゴーンは、「日産は世界中のお客さまから当社の商品やブランド、技術を評価頂いたことで記録的な販売を達成し、着実に営業利益を確保しました。しかも、これらの成果を、いくつもの自然災害、為替市場で過大に評価されている円、そして不安定なグローバル経済環境など、様々な困難の中で達成できたことに意義があります」と述べました。

日産は、2011年3月に発生した東日本大震災をはじめとする様々な困難を克服し、計画通りの商品投入と事業拡大を図ることができました。2011年度には、中国向け「ティーダ」、日本に「ラフェスタ ハイウェイスター」、欧州に「NV400シリーズ」商用車の前輪駆動車、後輪駆動車、そして、北米向け「インフィニティJX」の5車種を新たに投入しました。

2011年度はさらに、ダイムラーや三菱自動車との協力関係の拡大を図ったほか、日産リーフが世界で最も売れた電気自動車となりました。

日産はグローバルに各地域で販売を大きく伸ばすことができました。最大市場である中国では、前年同期比21.9%増の124万7千台の販売を記録しました。米国の販売台数は同11.8%増の108万台、ロシアを含む欧州では、同17.5%増の71万3千台、日本の販売台数は、9.2%増の65万5千台となりました。その他地域の販売台数は同16.4%増の82万6千台となりました。

ゴーンは、「日産は、昨年発表した包括的な中期経営計画『日産パワー88』を着実に実行しており、結果はすでに出始めています。この一年間の業績、商品投入や市場への積極参入は、当社の安定的な営業利益率8%とグローバル市場占有率8%の達成に向けた取り組みが着実に進捗していることを証明しています」と述べました。

<2012年度の見通し>
2012年度のグローバル販売台数は、前年同期比10.4%増の535万台と、過去最高の販売台数となる見込みです。同社は、2012年度にグローバルで10車種の新型車を投入します。今年度は、「アルティマ」、「パスファインダー」、「シルフィ/セントラ」、「NV350キャラバン」、「インフィニティMハイブリッド」のロングホイールベースなどの投入が予定されています。

日産は、上記の見通しに基づき、2012年度(2013年3月期)の業績予想を次の通り東京証券取引所に届け出ました。なお、本見通しの想定為替レートは、1USドル82円および1ユーロ105円です。

<2012年度連結決算予想>

売上高: 10兆3,000億円 (1,256.1億USドル、981億ユーロ)
営業利益: 7,000億円 (85.4億USドル、66.7億ユーロ)
経常利益: 6,800億円 (82.9億USドル、64.8億ユーロ)
当期純利益: 4,000億円 (48.8億USドル、38.1億ユーロ)

注1:日産は2011年11 月2日、2011年度通期業績予想を下記の通り東京証券取引所へ届出を行っています。この際の想定為替レートは、1USドル79.9円および1ユーロ111.9円です。

売上高 :9兆4,500億円 (1,182.7億USドル、844.5億ユーロ)
営業利益:5,100億円 (63.8億USドル、45.6億ユーロ)
経常利益:4,800億円(60.1億USドル、42.9億ユーロ)
当期純利益:2,900億円 (36.3億USドル、25.9億ユーロ)

注2:本リリースに使用した実績に対するUSドル及びユーロ表記は便宜上の数値であり、2012年3月期の平均レートである1USドル79.1円および1ユーロ109.0円を使用しています。


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