トヨタ自動車株式会社
　トヨタ自動車(株)（以下、トヨタ）は、ブラジルにおけるトヨタ車の製造・販売子会社であるToyota do Brasil LTDA.（ブラジルトヨタ、以下TDB）の新工場の起工式を、現地時間９月８日（水）12：00（日本時間９月９日 0：00）、サンパウロ州ソロカバ市の工場建設予定地で実施した。

　起工式には、アルベルト・ゴールドマン サンパウロ州知事、ビター・リッピ ソロカバ市長のほか、在ブラジル日本国大使館 島内憲大使、在ブラジル日本国総領事館 大部一秋総領事らが出席。式典で挨拶に立ったトヨタの新美篤志副社長は、「1958年にトヨタ初となる海外生産拠点をブラジルに設立して以来、50年以上にわたりトヨタの事業をご支援いただき厚く御礼申し上げます。今後も、良き企業市民となるため、事業活動の現地化の推進とともに、雇用機会の拡大に取り組み、ブラジル経済と社会の発展に貢献していきたい」と語った。

　新工場については、2012年後半より新開発小型車の生産を開始。立ち上がり時の生産能力は年産７万台、投資規模は約６億USドル、新規雇用は1,500名程度を予定している。なお、新開発小型車については輸出も計画している。

　トヨタは、「クルマづくりを通じて地域社会に貢献する」という創業以来の理念のもと、ブラジルにおける自動車産業の発展に向け尽力するとともに、ブラジルのお客様にご満足いただける商品を展開していく所存である。