トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、社会貢献活動の一環として開催している、小学生を対象とした科学工作教室「科学のびっくり箱！なぜなにレクチャー」の2010年度開催計画を決定した。本年度は、全国７都道府県で計17回実施し、参加費は無料。

　この教室は、青少年の理科離れが懸念される中、次代を担う子どもたちに対して、「モノづくりの大切さ」や「科学の楽しさ」を伝え、科学技術に対する興味や夢を育んでいただくことを目的に、全国の科学館・博物館ならびに当社関連施設・関連事業体と連携し開催するもので、1996年から毎年開催し、昨年までに全国で288回、累計23,800人の児童が受講した。

　講師陣は、社内の技術者を中心に構成する「トヨタ技術会＊1」の有志メンバーで、「衝突安全ボディ」、「からくり自動車」、「７色マイコンホタル」など、いずれも専門分野を活かして考案した、８種類のトヨタオリジナルプログラムを展開する。

　応募要領は、各地の主催者が行うとともに、トヨタのホームページ＊2でも適宜、情報を公開する予定。

　なお、2010年度開催スケジュールは別紙のとおり。