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神戸トヨペット 神戸環境未来館にシンボルツリー贈る
 神戸トヨペット(西村公秀社長)は5月11日、トヨタ自動車と共催で「ふれあいキャンペーン」を実施。神戸市西区見津が丘1にある「神戸環境未来館」へシンボルツリーとなるヤマモモの成木を贈呈した。

 西村太一会長は、神戸市や同館関係者に向けて「私たちの街がいつまでも緑あふれる豊かな街でありますようにと始めたこのキャンペーンは今回で34回連続の実施となる。この間の温かいご支援に感謝します。ここは地球温暖化防止、ごみ減量化など環境を学ぶ場所として、6年目を迎える。太陽光や風力などの自然発電施設だけでなく、手作りのビオトープ(多様な生物の生息空間)もあり生態系を学ぶこともできる。開発で身近な動植物が減り、我々自動車に携わる者も、より環境に優しいハイブリッド車の製造販売に力を入れたい。数々の施設に6千本以上の贈呈を続けているが、今後も街に緑と花があふれるよう進めたい。ヤマモモは来年6月ごろ真っ赤な実をつけ、来館者を温かい気持ちにさせてくれるはず。今後も人と自然と地域文化に貢献していきたい」。

 緑の大使となった中山由香09年度ミスインターナショナル日本代表から「このキャンペーンの意義は大変大きい」との佐々木毅国土緑化推進機構理事長からのメッセージが読み上げられた。

 谷口時寛神戸市環境局長は同社の松尾俊彦副会長に感謝状を渡し「人の心に緑の憩いをと34回も兵庫県や神戸市の施設に緑を提供され感謝します。昨年5月にG8環境大臣会議が気候変動、3R、生物多様性をテーマに神戸で開催されたことを受け、今年4月から神戸市は資源循環部、環境創造部を創設し緑化を進めている。ここは小学生の見学が多く環境の拠点となっており、大切に育てたい」。同館の入り口で、元々植えられていたヤマモモが枯れたために、新たなシンボルツリーとして植樹が行われた。
記念撮影後、西村会長、松尾副会長らは中山さんと共に同館を見学した。