自動車ニュース
「新入社員研修会」を開講 自動車販売店協会兵庫県支部 (2/2)
先輩からもアドバイス
先輩写員として、ホンダクリオ明舞で営業担当の山本昂平氏は「入社4年2ヵ月になるが入社時は何も分からず、どんな仕事をするのかと不安ばかりだった。最近の新車販売報道を見て不安かもしれないが、今が底なら、あとは上がるだけ。物事はポジティブに考えよう。営業は心理学。お客様があって成り立つ。どれだけ満足してもらえるかだ。簡単ではないが、私は『あなたから買いたい』と思われる人になりたいと信念を持っている。そう思うと真意から接客できる。嫌いな人から買いたくはない。車は高額なだけに、余計そう思うはず。何事も目標を立てると計画ができる。やり方は試行錯誤しながらオリジナリティを出せば良い。また、自己啓発を意識している。自分で試し、分からない時だけ聞く。出る杭は打たれても、出過ぎた杭は打たれない、顕在力も持とう。自分を信じてまい進しよう」。

 神戸トヨペットCRM本部教育推進グループの牧美由紀氏は「ショールームスタッフとして働いてきた経験で、サービスには1.物質的=内装とか備品とか音響などお金で買えるもの2.技術的=お茶とか名刺の出し方や電話応対など、最初は失敗しても経験や訓練で解決してくれるもの3.精神的なものの3つある。精神的とはメニューを出す時に相手に見やすいよう、ボールペンを渡す時も受け取りやすいよう、雨の時は傘をさして出迎うなどの思いやり。ただ声を掛けるのではなく、心をプラスすると、思いやりのひと言が増える。100杯以上のお茶を出していたが、他の人よりおいしいお茶を出したいと、茶道を習い、温度を変えていった。機械的に入れるのと印象が大きく異なる」と話したあと「最後のパレード.ディズニーランドで本当にあった心温まる話」の一節を読んで聞かせた。
 池田正直JAF兵庫支部事業推進課長らから、後席シートベルトなどユーザーへ助言する交通安全の話を聞いた。