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参院選が政権交代の最終戦−小沢氏強調
 小沢一郎民主党幹事長は4日、神戸市内で行われた政治資金パーティに出席した。この中で、小沢氏は、「これまでの官僚主導では有り得なかった予算が作られている。新たな交付金の制度を作ろうというのが民主党の考え。全部ではないが、この方針で新予算が作られている」と述べ、交付金の制度の枠組みを変える必要があると強調した。

 今夏に行われる参院選に関して、小沢氏は政権交代の最終戦であると位置付けたうえで、「衆院選では308の議席を持っているものの、参院ではまだ過半数の議席に達していない。何としても今夏の参院選で過半数の議席を獲得しなければならない」と訴えた。
 
 また、小沢氏は複数区での複数擁立の問題についても触れ、「複数区で複数の候補を出すことで全国から憎まれている」と述べたうえで、「現職は連合など支援母体の力を借り当選を目指し、2人目の候補は既存の団体から一般市民へと支持を広げることで、必ず2人を当選させることができる」と強調。

 参院選兵庫県選挙区からの擁立が決まった現職の水岡俊一氏、新人の三橋真記氏の2人を激励した。なお、三橋氏は東大卒業後、厚労省に入省。伊丹市や総務省への出向経験もある。在職中は地域雇用対策や子育てなどの問題に取り組み、雇用、福祉問題などの分野にも明るいという。