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政府が今国会に提出した平成21年度の補正予算案（一般会計総額13兆9256億円）の５月29日成立した。
国土交通省などによると国交省自動車交通局関係の21年度補正予算案は環境対応車への購入買換え補助に約130億円（トラック・バス等含む）計上し乗用車で車齢13年超車を廃車し2010年度燃費基準達成車へ買い替える場合、登録車で25万円、軽自動車12・5万円が、廃車せず排気ガス性能４☆かつ平成22年度燃費基準+15%以上の車を購入する場合、登録車で10万円、軽自動車で５万円の補助。事業用のトラック・バスでは車齢13年超車を廃車し新長期適合車へ買い替える場合、小型（3.5tクラス）で40万円、中型（８tクラス）で80万円、大型（12tクラス）で180万円の補助が受けられる。
廃車せず2015年度燃費基準達成車でかつＮＯｘ又はＰＭ10％低減車を購入する場合、小型（3.5tクラス）で20万円、中型（８tクラス）で40万円、大型（12tクラス）で90万円の補助となる。これらは何れも、平成21年度４月10日までさかのぼって適応される。
さらに、低公害車普及等促進補助（当初予算額17億円）の拡充や、地方バス路線維持対策の車両代替え費予算額の拡充、公共交通移動円滑化補助の拡充、地域公共交通活性化・再生総合事業の拡充なども含まれている。また、中小トラック事業者構造改善支援事業の対象要件を「５台以上30台以下」から「資本金３億円以下又は従業員300人以下、保有台数５両以上」に拡充し、燃料費などの改善が「概ね20％」から「概ね10％」に要件を緩和した。補助額は上限100万円。第１次募集は６月２日から始まり７月10日まで、第2次募集は７月21日.８月７日、第三次募集は９月１日からを予定している。国際海上コンテナ陸上輸送高度化支援事業を新設し２軸の20フィートコンテナ専用シャーシの廃車費用を１台当たり10万円補助し、３軸の20・40フィートコンテナ兼用シャーシへの買い替え差額を１台当たり75万円補助するもの。予算額は約２億数千万円（調整中）。