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自動車重量税の免税対象車(普通車)は高速道路料金割引き
 国土交通省が今年の6月に導入を目指している高速道路の上限料金制度について、低燃費車を優遇するエコカー割引の新設を検討していることが分かった。
 
 自動車重量税が免税となっている普通車に限り、料金を軽自動車と同程度に割り引くという。
 
 エコカー割引の対象車は、12年4月末までの間に自動車重量税が免税となっている電気自動車やハイブリッド車などの次世代自動車。軽自動車とトラックは対象外。

 これに関連し、政府は6月に首都・阪神高速を除く全国の高速道路(無料化区間除外)で実施されていた休日上限1000円(ETC割引)などの現行の割引を見直し、車種別の上限料金制度を導入する予定。普通車は2000円、軽自動車1000円、トラック5000円とする案が検討されている。環境への影響が比較的小さいエコカーを軽自動車扱いする方針。