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【地震関連】地震の影響で研修会中止―近畿ブロック青年研修会 (3/3) |
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第二部の研修会では昭和48年よりお好み焼き専門店「千房」を営み、非行少年少女を積極的に採用し、青少年の社会教育家として注目を集めている中井政嗣氏が「育つ育てる人の心〜誰でも成長者になれる〜」をテーマにで、落語調でおかしく会場をわかせながら、自身が経験の中で学んだいつの時代にも大切なことについて講演を行いった。 非行少年少女を採用することについて「彼らから学ぶことはたくさんあります。比べず、焦らず、諦めず、共に育つ『共育』ことが大切なのです」と従業員を育て、また経営者も共に成長していくという姿勢が大切なことだと説明した。 笑いと商いとの関係について「面白くなかっても声を出して笑っていたら、本当に面白くなってくる。笑いは商いにつながる、笑いは商売につながってくる」と説明した。 近年の経営者の姿勢について「ピンチはチャンスといいますが、そんないい加減なことはない。ピンチはピンチ。大きく変われといっているんです。一番ええとこなんです。一番おいしいこところをやっているんです。変わらないといけないという状況なんです。だから、あらためてチャンスなんです」「先行き不当目と言っている経営者が多いです。行き先がわからない、現在地がわからない、脱出の方法がわからない、というパターンがあります。目標に向かって努力しないといけない。あなたはどこに行きたいのですか。努力することが目標になっているのではないでしょうか。なんのために努力するのか。どうなりたいのか。会社どうしたいのか。自身の方向と意思は一つ、しかし、方法と意見はたくさんあった方がいい」と叱咤激励した。 講演後には会員が総立ちになり、中井氏を拍手で送った。 懇親会では、チャリティーオークションが行われ、原辰則監督(ワールド・ベースボール・クラシック日本代表)のサイン入りキャップなども出展され、大変盛り上がった。 |