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和歌山市域交通圏タクシー特定地域協議会(第2回)開く (2/2)
 適正台数については、自交総連和歌山地方連合会の杉本孝氏が「和歌山は他の全国の地域よりも低く見積もっているのではないか?」と質問。また、UIゼンセン同盟和歌山支部支部長の南出初代氏が「景気動向を反映した数字を示した資料があればお願いしたい」と意見した。

 また、タクシー乗務員が年金受給者など高齢者が占め若い人が働けないタクシー業界の現状の背景を考える必要があるとの意見も出た。

 この他に、代行運転に関して出席した委員から「代行運転がタクシーの売り上げを下げる一要因になっている」「代行運転で運賃を安くしても何も言われないがタクシー業者が同じことをすると法律違反になる」という声が出された。

 事務局が示した資料によると和歌山市域の車両数基準車両数は1,133両平成21年10月末。なお、実働率による適正台数の数は実働率80%両を適用した場合、約780両。平成13年度実績値では890両。実働率67%を適用した場合、930両とされている。