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臼井神戸運輸監理部長 着任会見
「時期を捉え、地元運輸産業の一層の発展へ」臼井部長

国土交通省 神戸運輸監理部は4月26日、4月1日付で神戸運輸監理部長に就任した臼井謙彰氏の着任記者会見を、神戸第2地方合同庁舎で行った。

臼井部長は、平成3年に入省し、これまでの業務で印象に残ったことは「国際業務に非常近いというIMO(国際海事機関)の事務局に3年間勤務、その間に国際労働基準、海路の測定などを細部から学んだり、非常に貴重な経験ができた。もう1つは東日本大震災の直後に復興庁というところで2年弱で出向しておりました。復興庁では未曾有の大災害で全国から新しい復興政策をしていくということで色んな法令を作ったりと、復興政策の基礎作りから就かせていただいたことは非常に印象に残っております」とした。また「コロナがようやく終息がしてきたということで、これから経済社会活動が本格的に回復してくる。大阪・関西万博が2年後に控えているということで、その時期をうまく捉え、地元の運輸産業が一層発展していけるようにこれから全力で力を尽くしたいと思っているところでございます」と抱負を語った。

令和5年度の重点施策事項として、海上交通の安全の取り組み、ポストコロナにおける新たな観光振興の取り組み、自然災害・事故・テロ等の緊急事態への対応、共生社会の実現、物流の環境対策・効率化、労働力不足問題、船員の働き方改革、持続可能な自動車運送事業の確立、この7項目とした。

なお、当日の会見に出席した幹部は、馬谷正樹・海事振興部長、八木正人・総務企画部長、東繁樹・海上安全環境部長、山名生也・兵庫陸運部長、川端淳司・総務企画部次長(企画推進本部長)。