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令和4年度 環境と物流を考えるフォーラム開催 |
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「フォーラム契機に、CO2排出ゼロに」原岡会長 兵庫県トラック協会(原岡謙一会長)は11月25日、兵庫県トラック総合会館にて令和4年度環境と物流を考えるフォーラムを開催した。 開会挨拶で原岡会長は「国内外でカーボンニュートラルの気運が高まる中、トラック運送業界としても更なる環境対策への取り組みが求められ、全ト協では2050年カーボンニュートラルを目指すにあたり、トラック運送事業者とトラック協会が一体となり、共通目標に向かって取り組むため、新たな行動計画を示したトラック運送業界の環境ビジョン2030を今年3月に策定したところです。 本日は、フォーラムを契機としてぜひ2050年の目標達成に向けてCO2排出実質ゼロへ皆様にご参加いただければと思っております。本日のフォーラムが有意義なものでありますよう祈念致しまして開会の挨拶とさせていただきます」と環境対策の取り組みの重要性を訴えた。 講演は、全日本トラック協会で交通・環境部長の大西政弘氏が「トラック運送業界の環境ビジョン2030」と題して、脱炭素化に関する近年の国のうごき、また、「トラック運送業界の環境ビジョン2030」の策定の背景や内容、各目標の進捗状況などを解説した。 また、兵庫県中小企業診断士協会で、中小企業診断士の岡部清一氏が「今、中小トラック事業者が取り組むべきSDGsとは!」と題して講演した。SDGsを理解する、中小トラック事業者とってのSDGsとは、さらにSDGs取り組みのポイントについて解説した。 続けて、SOMPOインスティチュートプラス株式会社シティ・モビリティグループで、主任研究員の新添麻衣氏が「運輸交通分野のカーボンニュートラル化を巡って〜主要国のエネルギー事情や産業政策から商用車のこれからを考える〜」と題して講演した。 最後に、兵庫県トラック協会で副会長を務める木南一志氏が「ドライバーが努力していくその先にあるのは、事業者の安全、安定した経営ということに直結していくと感じております。色んな形で現場のドライバー達が実行できるヒントをご講演の中から自社に持ち帰り、実践につなげていただければ幸いです。」と締めくくった。 |