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陸運事業者のための安全マネジメント研修会開催 |
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PDCAサイクルで、安全性の向上を図る 陸上貨物運送事業労働災害防止協会 兵庫県支部は、全日本トラック協会と共催で9月22日、兵庫県トラック総合会館で陸運事業者のための安全マネジメント研修会を開催した。講師には、陸上貨物運送事業労働災害防止協会で、安全管理士の井内一成氏を招いて行った。 講習会では、井内一成氏がパワーポイントの資料とテキストに沿って、運輸安全マネジメントとRIKMS(リクムス)の概要説明、リスクアセスメントなどについて説明があった。 運輸安全マネジメントとRIKMSの概要について、まず、運輸安全マネジメントとは、どのようにきちんと運営していくか、運輸事業を進めるに当たって、ヒトとモノが必要で、それらが現場から経営トップまで複雑に絡みあって運営されているか、安全性を向上させるために、どのようにきちんと運営していくかを考えたのが、運輸安全マネジメント制度の概要だ。 RIKMSの概要は、安全衛生方針、安全衛生目標、安全衛生計画、システム監査の4項目を定義したものだ。また、労働者の協力の下に、PDCAの過程を繰り返し実施する中で、事業場に内在するリスク低減させ、その安全衛生水準を向上させようとする安全衛生管理に関する仕組みのことである。 リスクアセスメントとは、事業場の安全衛生水準を向上させる手法、職場の危険度・有害度を総合的に評価するものだ。リスクアセスメントの手順としては、1.作業分析、2.危険性又は有害性を特定、3.リスクの見積り、4.リスクの評価、5.リスク低減措置の実施、の順番で行う。 |