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令和4年度 第1回輸送秩序確立委員会 |
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「標準的な運賃の届け出を50%に」小西委員長 兵庫県トラック協会(原岡謙一会長)は7月25日、兵庫県トラック会館にて令和4年度第1回輸送秩序確立委員会を開催し、令和4年度事業計画、同年度の委員会テーマなどについて、原案どおり全て承認した。 開催冒頭、小西毅委員長から「私からの切なるお願いですが、標準的運賃の届出について、残念ながらまだまだ評価の低い位置におり、約28%とまだ提出いただいていないのかなという数字になっております。50%目指して、ぜひご協力いただきますよう各支部で、もう一度、プッシュをお願いしたい」と、引き続き標準的な運賃の届出の協力を求めた。 令和4年度の事業計画で、輸送秩序確立対策については1.「標準的な運賃」の活用等による適正な運賃・料金収受、2.荷主対策の深度化の推進、3.長時間労働の是正及び取引環境の改善等への適切な対応、4.輸送秩序の改善や確立のための委員会、会議等の開催、の4項目。適正化事業推進対策については、1.適正化事業の推進による法令遵守の徹底、2.安全性評価事業の推進、3.消費者対策、4.啓発活動等、5.行政との連携強化等、の5項目とした。 今年度の委員会テーマについては近々のトピックスとして2024年問題が挙がり、出席委員からは「労務管理がどんどんきつくなっていく中で、ドライバーとしての職業の魅力、稼げないなど、そういった面で基本的な運賃をもらえればそれに近づけるのではないか」、「長距離を請け負ってくれる業者さんが減っており、長距離の手配は今後より一層厳しくなってくる」、「2024年問題なり労務問題についていろいろ議論したとして、その議論の結果を全ト協、あるいは業界全体がアクションを起こすきっかけになりうるのか」などと多数意見が出た。 また、他のテーマでは、サーチャージ(燃料代)問題、人材教育のあり方、人手不足・高齢化問題、の3つが挙げられ、今後の委員会で詳細について議論が交わされることとなった。 他の報告事項では、令和5年度Gマーク申請の現時点での変更点について、評価項目における配点の変更箇所等についての説明があった。なお、引き続き変更内容の検討を進めており、随時情報提供を行うとした。次回はの情報提供は、令和4年10月頃を予定している。 |