自動車ニュース
令和4年度 夏の交通事故防止運動
「お客様の安全・安心・快適のために」阪神高速道路(株) 山本 神戸管理・保全部長

兵庫県交通安全協会(塚本哲夫会長)は、兵庫県高速道路交通安全協議会(塚本哲夫会長)、兵庫県神戸水上警察署、兵庫県高速道路交通警察隊、阪神高速道路株式会社(管理本部 神戸管理・保全部 交通課)らと7月15日から、夏の交通事故防止運動を開始した。初日、京橋PA入口付近で、利用者にあおり運転や飲酒運転等の防止を訴えて、エコバックに入ったグッズ(安全防止啓発チラシ・トート・除菌ウェットティッシュ・マスク)を配布した。

重点項目は、子どもや高齢者等の歩行者の安全確保、高齢運転者等の安全運転意識の向上、自転車の交通安全、飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶、全ての座席のシートベルトの正しい着用と、チャイルドシートの適正な使用の徹底、の5項目である。

開催にあたり、山本泰司・阪神高速道路株式会社神戸管理保全部長より「夏の行楽シーズン本番を迎え、お客様が行楽地へ出かける際に阪神高速道路をご利用していただく機会が増えてまいります。そのような中でも、ご利用いただくお客様が悲惨な交通事故に遭わないよう、本日の啓発活動を実施したいと思っております。当社といたしましては、さらなるお客様の安全・安心・快適のため、ハード対策とともに、交通安全啓発活動にも粘り強く取り組んで参る必要がある認識です。本日は限られた時間の中で、一人でも多くの方に情報発信をできればと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします」とあいさつした。

続けて、松本博之・兵庫県警察本部交通部高速道路交通警察隊副隊長より「交通量が増える事故が多い時期ということで、夏特有の事故の発生多発が懸念される現状があります。そのような情勢の中で、本日から夏の交通事故防止運動が24日まで実施されます。この期間だけという訳ではないですが、特に高速道路を利用されるドライバーに対して、交通安全意識の高揚を掴んでいただき、事故の減少というところで図っていきたい。事故防止運動の重点、それから緊急時の三原則。こういうところをドライバーに伝えて、益々事故防止というところで図っていきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いします」と協力を求めた。

なお、夏の交通事故防止運動は7月15日から24日まで実施される。