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兵バス協理事会 |
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「バス利用増で新たな取り組みも」(長尾会長) 新年度事業と予算を決める 兵庫県バス協会(長尾真会長)は3月25日兵バス会館で、令和3年度第5回理事会を開き、令和4年度事業計画、同予算を決定、令和4年度第1回理事会を5月10日(火)午前10時から開くことを承認した。 会議の冒頭、長尾会長は「新型コロナ対応の蔓延防止重点措置も解除され、人の流れも少し増え、事業にプラスになればと願うところ。反転して攻勢に持っていければと思う。先般日本バス協会の理事会に出席して、色々と情報を得たが、その中で関東の方では、乗合バスでサブスクリプション(subscription)と言う、いわゆる一定額で1ヶ月乗り放題と言う試みを考えているようです。私どもも勉強して1人でも多くのお客さんがバス利用頂ける様取り組んでまいりたい。燃料の方はまだ上がり傾向で、政府の対策も遅々として進まない。 正直いらいらしてくる。同じ運輸業界でもトラックの方は好調のようだ。春闘の中での事業者の対応も明暗が分かれるようで、賃金格差が生じるのではと危惧する。さて業界の運賃改定は、日本バス協会を中心に当協会も動いており、事務局もしっかりやっていくと言っている。具体的な改定申請にはかなり先の話しかと思うが、ここ1年〜1年半位は何とか持ちこたえて経営安定に向け頑張って参りたいと思う。ご理解とご協力をお願いします」と挨拶した。 新年度事業計画は新型コロナ対応、バス事業諸制度への見直しと提案、運賃改定への情報収集と周知改定と助言、輸送の安全対策、バス利用促進事業、生活交通路線の確保、高速バス貸切バス事業の活性化対応、補助金の適切な運用、バス乗務員不足への対応など14項目の諸施策を決めた。 一般会計予算は収入8千636万3,000円、支出9千85万2,000円となる。不足分は前年繰越し金で賄う。交付金予算は3千891万7,000円を見込んでいる。 |