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令和3年度第2回総務委員会
上半期は、1億226万6千384円の赤字

兵庫県交通共済協同組合(笹山誕一理事長)は11月18日、兵庫県トラック総合会館で第2回総務委員会を開き、共済契約・事故発生状況(9月末)、令和3年度上半期決算、定款一部変更を審議、いずれも原案通り承認した。

共済契約は、前年より2社56口減少、対人共済は5社増45両減、対物は4社増0両で、車両は2社減41両増となった。事故は、死亡4件5名(対前年+4名)、傷害4件10人減、対物28件増となっている。死亡事故の件案は、運転者(70歳男性)が、中型貨物で西進中、前方交差点で信号待ち中の前車に追突、前車は更に前々車に追突、計7台が関係する多重追突事故(組合員運転者死亡)などがあった

上半期決算は、収益20億8904万2千403円、経常費用21億9130万8千787円で経常損失は1億226万6千384円となった。理由としては、コロナウイルスの影響で、荷物が減り運行も減少。それにより事故が減り、共済の割引が進行したことなどが影響した。対人共済事業の収益8億2千498万8758円、共済費用10億9千683万2,847円、事業損失は、2億7千184万4,089円と厳しい結果であった。

その他の議題では、自動車共済規定の一部改正を審議、自動車共済規定と共済掛金割引・割増取扱要領を整理、承認した。また、創立50周年記念式典・祝賀会について説明があり、開催日は令和4年3月18日、開催場所はホテルオークラ神戸の平安の間を予定。さらに、記念誌や記念品も作成しており、全組合員・関係者等に後日発送する。