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令和3年度常任理事会・総務委員会合同会議
「標準的な運賃の届出を50%に」原岡会長

兵庫県トラック協会(原岡謙一会長)は10月29日、兵庫県トラック総合会館にて令和3年度常任理事会・総務委員会合同会議を開催した。議題である、第2回理事会開催日程、会員の入会、交通安全啓発活動における兵庫県警察のキャラクターの使用をすべて承認した。

冒頭、原岡会長は「標準的運賃ですが、支部長、事務局長、副支部長にお集まりいただき、今年中に届出を50%以上にしたいと考えている。9月の集計では芳しくない数字で、10月の集計結果をみて、今後の取り組みを検討していく」と挨拶した。

今年度の第2回理事会の日程案が挙げ、11月16日の開催が決定した。次に、会員の入会については、12社すべてを承認。退会した事業者は13社だった。また、交通安全啓発活動における兵庫県警察のキャラクター使用については、兵庫県警察本部(交通企画課)より、事業者個別への使用許可は出ず、一般社団法人兵庫県トラック協会に対してなら、プリントデザイン内容、期間など、条件を付して認めることが可能。期間に関しては、イベントでの使用で、現状は1カ月間のみである。

その後、令和3年3月20日〜11月16日までの業務執行状況報告について、総務・広報関係では、交通安全祈願祭・慰霊祭を実施。交通、環境、物流政策、労働関係業務では、「交通安全教室」用ビデオ作成について。適正化事業関係業務では、令和3年度貨物自動車運送事業安全評価事業(Gマーク制度)の実施などの報告があった。

また、収支予算の執行状況について、事業活動収入の決算額は1億9百6万1千76円、予算に対する決算額の収入率は、49.20%。会費収入率は49.18%で概ね半年の予算にあった収入とした。

さらに、令和4年度トラック関係施策に関する要望について、事務局より「選挙が終了してから要望活動を行うことになっている。国会議員住所録については選挙結果に基づいて新たに作成。支部で担当している議員に要望していただき、また、その結果は本部に報告。報告用紙、報告期限は来週の依頼文書に記載しますので、事務局の担当者にご連絡願います」とした。

その他報告事項では、「標準的な運賃」の届出状況について説明があり、先月に続き兵庫県は7.6%と全国ワーストワンであった。