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竹村淳一・近運局次長 窓口行政現場を巡視 兵庫標板製作所も見
竹村淳一・近畿運輸局次長は10月14日、窓口行政の現場である神戸運輸監理部兵庫陸運部と姫路自動車検査登録事務所の2カ所を巡視。当日予定していた兵庫標板製作所(谷岡裕子代表取締役)も訪れ、ナンバープレートの製造工程を見学した。

本社事務所にて、ビデオによる概略説明の後、第二工場ではアルミコイルからナンバープレートのサイズに打ち抜く工程を視察、第一工場ではエンボス加工や塗装、焼き付けの工程などを、専務取締役の東淳平氏から説明を受けながら見学した。

製造工程をひととおり視察した竹村次長は「不断の技術革新と徹底した品質管理が、質の高いナンバープレートの製作を支えていると再認識した。海外のナンバープレートの品質向上にも貢献していることは素晴らしい」と品質の高さを評価した。東氏より、来年から交付予定の新しい全国版図柄入りナンバープレートのデザインについて「47都道府県、各県の花をモチーフにしたデザインで、軽自動車での使用が増えるのではないかと期待している」と述べ、竹村次長は「親しみのある綺麗なデザイン、地域活性化になるよう来年の交付がたのしみだ」と語った。

また、オリパラナンバーについては先月末で申し込みを完了。一般社団法人全国自動車標板協議会によれば、約4年間で289万件の申し込み、兵庫県下で約10万5000件もあり、そのうち神戸は約6万4000件と横浜に次いで2番目に多かった。

なお、兵庫標板製作所への見学には、
吉本道明・近畿運輸局交通政策部次長、池田博美・兵庫陸運部長、川又淑史・兵庫陸運部企画調整官、深津安郎・近畿陸運協会専務理事が随伴した。