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新会長に原岡氏 新副には村上、山口、小西氏
 兵庫県トラック協会(福永征秀会長) は6月18日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で、第63回定期総会を開き、令和2年度事業報告、同公益目的支出計画実施報告を了承。令和2年度計算書類(貸借対照表、正味財産増減計算書)を承認、任期満了となった役員の改選で、理事会提出の原案どおり理事57名、監事3名を承認した。

 新理事による臨時理事会で、新会長に原岡謙一氏((株)原岡運送店)を選任。副会長には藤原康雄(明石運輸(株))、尾上昌史(淡路共生陸運(株))、木南一志((株)新宮運送)各氏の再選と、村上功(栄進急送(株))、山口一幸(山口運送(株))、小西毅(西播通運(株))の3氏を新副会長に選任した。専務理事の西川孝秀氏、常務理事の村尾芳和氏の再任も決定した。常任理事は、苗村祐作(台神商運(株))、吉田慎太郎((株)ヨシダ商事運輸)、真鍋昇((株)共栄社マナベ)の3氏が新しく選任され、他は再任となった。
 
 開会あいさつで今季をもって退任した福永会長は「コロナ禍の中で多々ご苦労があると思うが、こうした総会を開けたことはありがたい。業界でクラスターも発生せず、会員の皆様に御礼を申し上げ、ひき続き、ご精進を申し上げます。さて、私事でありますが、今回で7回目の総会を迎えた。会長就任時は3期6年と考えていたが、色々と事情や気になることがあり、理事の皆様から協力するからひき続きやってくれとの支援を受けて、今日までずるずるきてしまった。コロナ禍のなか、落ち着いた協会運営ができるようになったことがありがたい」とふり返った後、「全国ワーストワンの標準運賃届出に向けて是非ともご協力ください」と呼びかけた。そして「協会のためこれからもひき続き努めたい。永い間のご支援にお礼を申し上げます」と述べた。

 新会長に就任した原岡氏は「コロナ禍の大変な時に重責を担うことになり、身を引き締めている。7期14年の福永会長には心から感謝申し上げます。新副会長を迎え随分若返った。次の時代に続くよう、また協会が皆様の身近なものになるよう努めたい」と決意を述べた。出席の6副会長から一言づつ「新会長を精一杯支える(藤原)」「微力ながら頑張っていく(木南)」「新会長を支えていきたい(村上)」「皆さんのためになる発言をしていく(山口)」「40歳の若さでスピーディーをモットーに(小西)」とスピーチして協力をもとめた。

 なお、今総会で退任の福永会長は顧問に、櫻井光男、堀秀夫両副会長は相談役に就任することとなった。