自動車ニュース
第18回定例理事会
事業計画案及び収支予算案を共に承認

兵庫県交通安全協会(瀧川博司会長)は3月23日楠公会館で、第18回定例理事会を開き、2021年度事業計画、同収支予算案を審議、原案通り承認するとともに、「警察再編に伴う単位交通安全協会」「ひょうごけんみん自転車保険」の運用状況についての報告案件を了承した。

瀧川会長は冒頭「昨年中の兵庫県下の交通事故死者数は110人、前年より28人減少、人身、負傷者とも減少した。しかし死者数の内、65歳以上が半数以上を占め、またその中の半数が歩行中です。自転車関連事故も多く、あおり運転や飲酒により重大事故も続いている。昨年はコロナの影響ですべての分野において制約の多い1年であり、協会は県、県警察の支援を受けて、県民1人ひとりの交通安全意識の向上を図り、交通事故を1件でも減らせられるような取り組みを進めて参りたい」と挨拶と協力を求めた。

新事業計画は●存在感のある協会の構築●中長期的な視野に立って堅実な財政基盤の確立と収益事業の更なる展開●単位交通安全協会の財政・活動基盤である入会者拡大のため、更新センター内協会窓口の充実と代行事業の効果的な推進―を3本柱とする11項目の事業計画を施策とした。