自動車ニュース
県バス協理事会
新年度事業計画・予算を決定
4・5・6の3ヵ月会費半減で


兵庫県バス協会(長尾真会長)は3月19日、令和2年度第4回理事会を開き、令和3年度事業計画、同予算を審議、原案どおり承認した。

乗合バス事業では、MaaS、デジタルトランスフォーメーションなど新しい考え方による共同経営や、競争からの協調、地域交通の維持を貸切バスでは、マイクロツーリズムの拡大など事業機会の創出に取組みが必要になるなど、両事業14項目の事業を承認した。

予算は、一般会計については、コロナ禍で会員事業者の現況を鑑み1部減免を行って、第1四半期50%会費免除と決めた。6月総会に向けた第1回理事会は4月28日(水)14時30分からバス会館で開くこととした。

開催冒頭、長尾会長は自社の事故発生に謝罪を述べたあと「2月末より緊急事態宣言の解除となったが淡い期待は禁物で、まだまだ気を引き締めてやっていかねばならない。貸切りバスが少し回復しつつあると伺っているが、コロナ禍でも最善を尽くして参りたい」と挨拶。

新年度の予算は、新型コロナ感染拡大により、バス事業の経営悪化から、今年度は7社が事業廃止で退会したため、会員の会費免除と退会費をシュミレーションして予算編成した。その結果、4・5・6月の3カ月間の会費を半減した第1四半期50%会費免除を全会一致で決定した。