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兵ト協、令和2年度常任理事・総務委員会合同会議開く (1/2)
新年度は従前どおりの事業展開
予算も会費免除なしで編成

兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は3月8日、兵ト協会館で令和2年度常任理事・総務委員会合同会議を開き第3回理事会を3月19日開催することを決め、理事会提案の令和3年度事業計画、同一般会計、特別会計予算、同運輸事業振興助成交付金事業予算と事業計画など新年度に向けた事業計画、予算を中心に協議、いずれの諸議案もすべて原案どおり決めた。

会議の冒頭、コロナ禍で中止となった式典により去る2月24日付けで事業者功労で本年度の近畿運輸局長表彰を受賞した村上功氏(栄進急送(株)社長)への伝達があり、福永会長から賞状と協会記念品が手渡された。

福永会長は「コロナ禍で社会の変化を模索しつつ日々業務にはげんでおられることかと思う。物流は国民の日々の生活に欠かせないもので、共に頑張って参りたい。新年度は役員改選の年で、新しい体制で臨むわけで各支部で推薦をよろしくお願いしたい」とあいさつ。

新年度事業計画は、ウィズコロナ、ポストコロナの新しい社会づくり改めてデフレ脱却と経済再生を確かなものにするとして「標準的運賃の更なる浸透」に取り組むことをはじめ、「働き方改革の実現」など最重要施策の7項目、自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現など5項目の重点施策を決め、新型コロナ対策で中止等となった今年度の諸事業を従前どおり復活させる事業展開と決めた。

新年度予算は一般会計予算は、通常通りの会費収入を見込み、事業収入2億2千166万4千円、同支出1億9千946万2500円とした。また運輸事業助成交付金予算は、5億8千589万4000円(対前2千254万8000円増)を見込み、中央事業出捐支出は1億2千957万円(同)を交付金会計から支出するとした。

新年度に実施の役員改選の理事・監事の定数について、役員選考委員会(櫻井光男委員長)から報告があり、現行どおりの定数(理事57名、常任理事25名、監事3名)を承認した。