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大阪自動車会議所、人権研修会開催 (1/2)
コロナ差別、本来の敵はウイルス (芝本氏)
(一社)大阪自動車会議所(久保尚平会長)は3月1日、大阪歴史博物館で人権問題研修会を開催し約50名が参加した。講演は講師に芝本正明・大阪企業人権協議会企業人権協サポートセンター長を迎え『企業(職場)における人権問題』と題して講演した。

主催者を代表して、田中壽一・同会議所理事長は「人権とはすべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利である。最近では女性蔑視発言が大きな問題となっております。人権を巡る様々な問題から人権を守るには、人権を尊重する社会の形勢に向けた啓発活動により、国や地方、公共団体や公益法人、企業等が一体となって運動を推進していくことが重要である。自動車関係団体や関係企業においても、それぞれの事業運営の基本として人権に関する正しい知識を理解し運用していくことが大切である。特に自動車関係事業は地域に密着した事業であることから、人種問題にかかるこれらの取り組みにより真摯に向き合いなければならない。皆様方にはご講演を熱心にご清聴いただきそしてその成果をそれぞれの職場において今後の人権啓発の推進に役立てていただく事を心よりお願い申し挙げます」開会のあいさつをした。