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大阪タクシー協会臨時総会開く (1/2)
「一枚岩となって難局に立ち向かう」 (坂本会長)
坂本会長再選、新副に坂本(篤)氏
大阪タクシー協会(坂本栄二会長)は12月11日、マイドーム大阪で臨時総会を開催し、令和2年度収支予算書一部補正、理事、監事選任を行った。また途中、役員選定理事会を開き任期満了に伴う役員改選を行った。

冒頭、坂本会長はコロナについての近況に触れ「先月の理事会の頃から感染者が増えてきて嫌な感じがして第3波。特に大阪はGoToトラベルの発着が禁止。夜の店も9時で閉店。われわれにとって最悪の時期に第3波がやってきた。皆さんも憂鬱な毎日を送っていると感じている」と述べ、その後「先日、全タク連の正副会長会議に行った時に、われわれの今の窮状を自動車局長に伝えた。第3次補正予算が来年から始まる。第3次補正ではタクシーもしっかりと明記され対象となっている。地方創生臨時交付金もあわせて第3次補正予算で出てくる。1. 5兆円くらいになっている。自治体に対して、少しでもエッセンシャルワーカーのわれわれに、援助、補助をやっていただけるように、お願いをしていく」とし「コロナに負けないという気概で皆さんと頑張っていきたい」と呼びかけあいさつした。

令和2年度収支予算書一部補正報告では6月と7月の会費免除による収入減、持続化給付金や家賃支援給付金による収入増等を盛り込んだ収支予算書を報告した。
役員選定理事会では、前期で副会長を務めた4名が坂本栄二氏を推薦、満場一致で坂本栄二氏を会長に再任した。副会長については、坂本会長が照屋勝晴氏、古知愛一郎氏、齋藤憲司氏、高士雅次氏の現行の4人を指名するとともに、坂本篤紀氏を副会長に新任した。専務理事は井田信雄氏を再任、常務理事は黒田唯雄氏を再任し、居島伸一氏を新任した。そのほか、最高顧間には薬師寺薫氏、三木源一郎氏、坂本克己氏、関淳一氏、三野文男氏の5人顧間は中塚清氏、山田健氏、谷昇氏、金子誠二氏の4人に委嘱するとした。

その後再開した総会で、新役員を代表し坂本会長は「難間を抱えているタクシー業界であるが、9人が入替って新理事になった。新しい血が入ってきたことで、活性化をする一つの材料になったと考える。進化を遂げていくために、議論を戦わせていきながら、この難局を乗越えて行こうと思う。大阪タクシー協会はワンチームとして頑張っていく所存。正副会長を筆頭に今後のお力添えを」と抱負を語った。