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常任理事会・総務委員会合同会議開くー兵ト協
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は10月28日、令和2年度常任理事会・総務委員会合同会議を開いた。冒頭、福永会長は新型コロナウイルスによる影響について触れ「我々も新型コロナウイルスの影響に対して、約1億6千万の会費免除という形で会員の皆様に支援をさせていただいた。それなりの効果は出ているのではないかと思う」とあいさつした。

まず今年度の第2回理事会の日程案が挙げ、11月17日の開催が決定した。次に今年度の補正予算案について取り上げ、会費免除等による収入減により不足する一般会計の補填のため、施設等運営基金から取り崩し、施設等運営事業特別会計に入れた上で6千万円を貸し付ける等を報告、原案通り承認した。

その後、令和2年度の事業計画実施状況や収支予算の執行状況等を報告。環境対応車導入助成について西川専務は「補正予算にて約300万増額しているが、今日現在残り100万円。最終補正対応をしたいと考えているが、年度途中で予算枠いっぱいの打切りとなる可能性もあるので承知願いたい」と説明した。
事業者巡回指導についてはコロナの影響で実施を見送っていたため6月5日から開始し10月21日時点で205件(年間目標840件)の実施件数となっている。また、加東市、神河町、多可町との災害時における物資等の緊急輸送等に関する協定の締結を報告した。西川専務は「現在本部と締結している自治体は、兵庫県、神戸市、養父市、洲本市、南あわじ市、淡路市、加西市、西宮市、加東市 神河町、多可町の11件。各支部と締結をしている自治体は、三田市と丹有支部、明石市と明石支部、姫路市と西播支部、高砂市と東播支部」と説明し、いずれも原案通り承認した。

その他、来年度の総会では役員改選となっていることから、役員選考委員会立ち上げが決まり、委員に原岡謙一副会長、藤原康雄副会長、櫻井光男副会長(総務委員長)、総務委員副委員長の山口一幸氏、浜田長伸氏※の5名を選出した。また事務局から交通事故防止大会(12月4日)等のイベント開催や、コロナの影響により例年12月中旬に開催していた人権啓発研修会、1月初旬の自動車関係団体新春名刺交換会の中止等を報告した。

最後に櫻井光男副会長が「今年も残り2カ月。例年では繁忙期に入るが、今年は全く先が読めない状況。どんな厳しい状況においても、我々物流は国民の生活を守るという重要な部門である。コロナが蔓延している中、インフルエンザも流行る時期に入る。健康には一層の気を使い、年末迎えていただきたい」と挨拶し閉会した。

※「浜」正しく異字体