自動車ニュース
『トラックの森』記念植樹式を開催
ジンダイアケボノ (サクラ)10本を植樹
全日本トラック協会(坂本克己会長)・近畿トラック協会(辻卓史会長)・大阪府トラック協会(辻卓史会長)は10月8日に花博記念公園鶴見緑地で令和2年度『トラックの森』記念植樹式を開催した。記念樹植樹には坂本克己会長(全ト協)はじめ、辻卓史会長(近ト協、大ト協)、福永征秀会長(兵ト協)、荒木律也会長(京ト協)、田中亨会長(滋ト協)、塚本哲夫会長(奈ト協)、阪本享三会長(和ト協)ら20名が盛大にジンダイアケボノ(サクラ)10本を植樹した。

『トラックの森』事業では地球温暖化の要因であるCO₂を削減するため、森林保護育成により、地球環境改善に寄与することを目的として植樹に取組んでおり、平成15年から始まり今年で18回目となる。

開式にあたり坂本会長は記念植樹の経緯について述べた後「事業者大会が中止になったけれども、これだけはやならあかんと。参画いただいた方々には色々とご労力いただきました。お礼申し上げます。あいにくの雨で地盤が緩んでいますが、雨降って地固まるということで」と前途に幸あれとあいさつした。

続いて、近ト協の辻卓史会長があいさつで「本日植樹するジンダイアケボノは他の桜に比べて害虫に強いことが特性とされています。そういったことから、今の時代にふさわしく、自然災害や虫食いといった逆境にも負けることなくすくすく育ち、20年30年後には立派な木になっていることを期待しております」とコロナ禍の業界を見据えて今こそ我慢に耐えるときと訴えた。

その後、記念樹の植樹、記念看板除幕式を行った。また、鶴見緑地公園の植栽用としてジンダイアケボノの寄附に対し、大阪市より全ト協へ感謝状が贈呈された。

閉会にあたり眞鍋博俊・全ト協副会長(環境対策委員長)は「今植えていただいた10本はまだ小さいですが、これが数年たって大きく育ち、花を咲かせ国民の目を楽しませていただければ幸いです。我々もトラックの森事業を通じて、環境問題やCO2削減、エコドライブ等に十分配慮しながら事業経営したいと思っております」と締めくくった。