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令和2年度交通安全県民大会開催 (1/2)
「安全な兵庫をめざして」
兵庫県・兵庫県警察本部・一般財団法人兵庫県交通安全協会・一般社団法人兵庫県自家用自動車協会連合会は9月18日、令和2年度交通安全県民大会を兵庫県公館で開催した。なおコロナ感染拡大対策として参加者を約130名(例年約500名)と縮小して行った。

大会で井戸敏三・兵庫県知事は主催者を代表して「本日のコロナ陽性者数は12人。8月には1週間平均40人を超える拡大期になったが、県民の警戒行動の徹底もあり、現在は平均12人に落ち着いている。一方、重要な問題は経済。特に飲食店、サービス業が厳しい状況。交流をやめる、出歩くのをやめるのではなく、ガイドラインなどを守り感染予防対策をしっかり行っているところで交流を行うことを県民に呼びかける。兵庫県は観光県。快く迎えなければならない。感染リスクがないようにして迎え、来る方もマスクをつけるべきところではつけてもらう形で展開したい。これからインフルエンザの流行がある。コロナとインフルエンザ対策両方が必要。これまでのような特定の病院だけではさばくことはできない。医師会と相談し、民間病院などで一般患者にコロナがうつらないように振り分けたい。医療機関を250程準備し、安心感を持ってもらう。医療体制では、85〜90人発症しても対応できる。PCR検査も1800件。十分な体制があるので安心してもらいたい。感染症対策には県民の協力が必要。リスクの高い場所にはいかないことをお願いしたい」とコロナ感染対策について述べた後「昨年の交通事故死亡者数は最低を記録した。警戒宣言が出ていた4〜5月は、車もほとんど走っていなかった。経済が元にもどると、事故が起こりがちになる。交通事故を減らすために県民運動を推進していきたい。安全な兵庫を目指して、みんなで出来ることから進んで実行、交通安全のために交通事故ゼロを目指してともに推進していきたい」とあいさつした。

続いて交通安全功労者・団体への感謝状贈呈式が行われ、個人54名、19団体が受賞した。受賞者を代表して、個人から深田秋夫氏(姫路市) と常深誠氏(神戸市)、団体から尼崎市立成徳小学校育友会に井戸敏三知事から感謝状が贈呈された。