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令和2年度整備士兵陸部長表彰
神戸運輸監理部兵庫陸運部(池田博美部長)は7月27日同部会議室で、令和2年度自動車整備士等兵庫陸運部長表彰式を開催、山本健輔氏ら11名を表彰した。

式典は新型コロナ禍とあって、全員がマスク、間隔を保って開かれ、池田部長は式辞で「受賞の皆さんは優れた技術と豊かな経験により、自動車の安全確保と環境保全に永年にわたり努められた方々です」と功労をたたえた。そして「日整連の調べによると、昨年整備業界の売り上げは5兆5千200億円、対前年プラス0.8%、整備士所得も(年間)0.9%前年アップと聞くが、景気回復の実感はない。新型コロナ禍の中でも、自動車技術は発展を続け、安全運転サポート技術で、自動軽減ブレーキの搭載率は新車では77.8%に普及している。電子制御整備の認証制度が始まったばかりですが、皆様の活躍の場がさらに拡まったことです。受賞を契機により一層技術の向上に努められ持てる技術で後輩の指導と業界の発展に寄与ください」と述べた。

来賓の西原興一郎・兵庫県自動車整備振興会会長は「皆様は車の安全確保と環境保全に努め、大きな社会的責務を果たしてこられた。他の模範です。今年4月より特定整備制度が施行され、自動車の検査基準の改正もひかえ新たな点検整備方法の取得が必要となった。この先も自動車の電子的検査の導入、自動車検査証の電子化など多技にわたります。整備現場の役割がますます重要になる。皆様は自助努力をおしまず、社会的責務をはたされ、後進の指導育成に意を尽くされますことを願います」と祝辞。受賞者を代表して、山下一彦・柏原神姫自動車工業社長が「本日の栄誉を胸に新技術の取得に精進し、自動車の安全確保、環境保全に努め、人間的にもさらに飛躍して邁進します」と祝辞を述べた。

なお受賞は次の各氏(敬称略、順不同)
山本健輔((株)PROSHOPナカガワ)、山下一彦(柏原神姫自動車工業)、林敏弘((有)ロッコウ)、吉田裕之(兵庫スバル自動車(株))、木村武嗣(兵庫スバル自動車(株))、金島昌也(神姫商工(株))、北川和廣(土居自動車工業(株))、秋好宣彦((株)神戸マツダ)、畑本英一((株)神戸マツダ)、牛島真太郎((株)神戸マツダ)、藤原和樹(川辺自動車)