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末満自動車交通部長、若林自動車監査指導部長定例記者会見 (1/2)
近畿運輸局の末満章悟・自動車交通部長と若林隆司・自動車監査指導部長の両氏は7月16日に定例記者会見を行った。

着任後1年間を振り返って末満部長は、「この1年は、運賃改定とコロナウイルスの対応に追われた1年だった。最も印象に残っていることは、運賃改定が一番大きな動きで印象に残っている。これから重視して取り組みたいことは、コロナの影響が色濃く残っている、今も少しづつ感染が拡大している状況であるので、どうやって生き残っていくかというところが中心になる。より多くの方に利用してもらえるような取り組みが今タクシー業界でも様々されているので、我々としてもしっかりと取り組みたい」とした。なお、管内における新型コロナウイルス感染症報告は12件あった。

臨時休車制度での休車や一時抹消した車両の復活期間の延長については、「案内の通り、現在の制度の適用期間は本年の9月30日までとしている。制度適用期間の1ヵ月や2ヵ月の延長要望があることは把握しており、そこについては本省に伝えているが、現時点で決定していない」とした。

新型コロナ対策では「局長は5月下旬から6月にかけ挨拶回りをして、各自治体へ臨時交付金を活用した支援をお願いしている。各支局長も同様に働きかけをしている」と述べた。

改正タクシー特措法の関係で、準特定地域と特定地域の指定見直し検討については「コロナの関係をどの様に考慮するかは、まだ何もわからないところ。本省で判断されるものと思う。何も聞いていない」と回答。