自動車ニュース
兵ト協理事会
コロナ対策支援で会費免除
7月~来年3月まで9カ月1億6千万円

兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は新型コロナウイルス感染防止のため5月22日の常任理事・総務委員会合同会議、6月5日の理事会を書面決議で行い、令和2年度交付金事業補正予算(6億334万6000円)の内、中央出捐事業に1億2957万円(7千359万円増)を支出すること。またこれによって近代化基金1部(4千万円)を取崩して交付金予算に繰入するほか、新型コロナ感染対策支援で近代化基金の一部4000万円の処分を承認した。

特に新型コロナウイルス対策支援として感染拡大防止(衛生資材の購入等)に資するため(1)令和2年度の会費(平等割、車両割)の1部(本年7月から令和3年3月までの9カ月分)を免除する(2)免除総額約1億6000万円― を決めた。

そのほか、新入会員9社承認をはじめ、役員の補充選任は本部(2名)神戸中央支部、但馬支部より推薦のあった理事4名を選任した。選任されたのは、田中旬(日本通運(株)神戸支店長)、村尾芳和(兵ト協参事)、小林泰(南部運送(株)社長)、藤原良朗(姫路合同貨物自動車(株)但馬営業所長)の各氏。令和元年度の一般会計収支は収入2億5千593万余円、同支出2億470万余円、次期繰越は前期を含め4千579万余円となっている。

6月22日兵ト協会館で縮少して開く第62回定時総会で令和元年度事業報告、同公益目的支出計画実施報告、新型コロナ対策支援の報告承認を受け、令和元年度計算書、理事選任を決議する予定。