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兵ト協 常任理事会・総務委員会合同会議開催 (1/2)
「ノウハウを共有し、荷主交渉を」福永会長

兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は、3月3日常任理事会・総務委員会合同会議を開いた。冒頭、福永会長は標準的運賃の告示制度について触れ「具体的な数字が固まってきた。3月に審議会にかけられるので、4月後半になるのではないかと。また、コロナウイルス等の影響により、世の中の環境が厳しい」と現況について述べ「標準的運賃の告示制度が導入されても、動くのは我々自身。その時の事情に応じて荷主と交渉を進めることが重要になる。交渉のノウハウを出し合い、協調することが必要だ」とあいさつした。

まず今年度の第3回理事会の日程案が挙げ、3月18日の開催が決定した。次に今年度の補正予算案について取り上げ、事業費支出の約2百万円増加などを報告、原案通り承認した。

令和2年度の事業計画案では「改正貨物自動車運送事業法の施行に係る対応」や「新技術を活用した物流効率化の推進」など7つの項目を最重点施策に位置づけ、また、自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現、運輸事業振興助成交付金の満額交付についての要望活動等を挙げ、いずれも原案通り承認した。

青年部会・女性経営者部会の活動支援について委員から「青年部の活動も多種多様になっており、資金面で動けないこともある。支部の収支だけでは支援難しく、金銭的な助成も考えてほしい」との発言があり、福永会長は「青年部会と女性経営者部会の合同委員会をつくり議論を進める必要があると考えている。その上で助成の方向性を進めていく」とした。