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タクシーマナー向上推進会議開催 (1/2)
「コロナの影響でインバウンドがストップ」 市邉部長

神戸観光局は2月28日に三宮研修センターで、タクシーマナー向上推進会議を開催し、兵庫県タクシー協会、神戸個人タクシー事業協同組合、全兵庫個人タクシー事業協同組合、ひょうご観光本部が取り組みについて報告した。

冒頭、市邉裕喜・神戸観光局観光部担当部長は「ラグビーワルドカップを契機に少しずつ、キャッシュレスや外国語対応などが浸透してきた。しかし、新型コロナウイルスの影響でインバウンドが事実上ストップしている。一刻も早い終息を願うしかない状況。この期間を利用し、コロナの終息後、神戸に国内外からお客様が戻るように、おもてなしの充実などの力を蓄えるときと考える」とあいさつした。

昨年11月に新神戸駅やJR三宮付近、三宮高架下で行ったタクシーモニター調査結果について、大野照和・神戸観光局 観光部 担当課長から報告があり、タクシー乗車時の運転手からのあいさつの有無については、「有」が48%と昨年より2%増えたが、挨拶をしない運転手が半数以上の結果に。降車時にドライバーからの御礼の有無は「有」が64%と昨年より15%%減少しており、結果について大野氏は「御礼とともに忘れ物の確認までしてくれるドライバーもおり、二極化している傾向がある」と説明した。