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神姫ゾーンバス、阪神バスが安全に向けた取組事例発表 (1/2) |
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近運局シンポジウム開催 近畿運輸局(八木一夫局長)は2月13日、大阪市北区の中央電気倶楽部でシンポジウム2020「安全管理体制の構築・改善に向けた更なる取組 〜ルールを守る背景、ルールを守れない背景〜」を開催した。シンポジウムは、基調講演と取組事例発表の2部構成で、約320人の参加者が会場を埋めた。 冒頭、八木一夫・近畿運輸局長は「年々、安全に関する関心が高くなっている。自動車事故の大部分は、運転の所作等のヒューマンエラーによるもの。これにどう向き合っていくかが重要である」とあいさつした。 第1部の基調講演では、木下典男・国土交通省大臣官房 運輸安全監理官付 次席運輸安全調査官が「自動車輸送事業の安全管理にみられる傾向について」と題し講演。木下氏は「多くの取組みを実施する総花主義的な傾向があり、それにより現場の負担が増え、取組の実施かが目的化している。取組効果の「見える化」を図ることや、運行の質と量を見直す認識を持つなどし、総花主義との決別を行うことが必要」と課題について述べた。その後、多角的な事故分析や現場管理者の3つの力(伝える力・気づく力・報告する力)、自然災害の備えとして想定されるリスクの洗い直しなどの必要性を説明した。 |