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トラックの社会的な役割や環境改善への取り組みを広く周知 (1/2) |
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「平成30年度環境と物流を考えるフォーラム」を開催 兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は、11月22日兵庫県トラック総合会館において近畿スマートエコ☆ロジ協議会と共催で「平成30年度環境と物流を考えるフォーラム」を開催した。同フォーラムはトラックが社会に果たしている役割や県下トラック業界 の環境改善への取り組みを広く周知することを目的としている。 最初に、堀秀夫副会長から「一般的にはよい評価ではなく厳しい評価を頂いている。先般、JR六甲道で環境キャンペーンをしていた際に、中高年の一部の方に『トラックは大変ですね』というお声がけをいただいた。一般市民の方にも活動内容など、少しずつ認識いただいている。トラックのイメージと価値観を高めていきたい。」と挨拶があった。 基調講演では、平澤崇裕・国土交通省 自動車局 技術政策課 自動運転戦略官による「国土交通省におけるトラックの隊列走行等の自動運転に対する取組について」と題した講演が行われた。平澤氏は死亡事故について「97%がヒューマンエラー」とし、自動運転が実現すれば「交通事故が削減され、他にも渋滞の緩和や高齢者の移動支援にも役立つ」と説明した。他にも、自動運転車の定義や最新のロードマップを基に実現時期や最新の技術などを紹介した。現在、国土交通省で実証実験を重ねているトラックの隊列走行について、「2020年に新東名高速道路で後続無人の隊列走行が実現する予定」とし、「課題も多いが関係各所と実現に向けて取り組んでいる」と話した。 次に、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 政策研究事業本部研究開発第一部部長 主任研究員 中尾健良氏による「エコドライブチェックの取り組み報告」と題した講演が行われた。エコドライブチェックについて中尾氏は「アイドリングストップなど、8割以上できたと回答するドライバーが6割を超えている」と結果を発表した。他にも働き方改革、経営改善、適正取引の推進についてのアンケート結果を説明した。 |