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兵タ協と兵庫県内のトヨタグループが フレンドシップ協定に調印
兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)と兵庫県内のトヨタグループ12社は12月13日にフレンドシップ協定に調印した。協定書調印には、吉川兵タ協会長、平尾文一・同協会副会長、信原智彦・同協会副会長、成川邦彦・総務委員長、奥篤・専務理事、瀧川高章・兵庫トヨタ社長を含む12社の代表者らが、来賓として松崎義廣・兵庫陸運部長、岩野住之・同首席運輸企画専門官が出席した。

冒頭、成川邦彦・総務委員長は今回の協定について背景や経緯などを説明し「災害時の避難場所の提供は乗務員やお客様の安心に。化粧室の提供は、女性ドライバーの採用や活躍に大きくつながると喜んでいる」と述べた。

兵庫県内トヨタグループ12社を代表して瀧川社長が挨拶し「3月に2社(兵庫トヨタ(株)、神戸トヨペット(株))で協定し、それについて販売店代表者の皆さまに話した所、各社快く賛成いただき、この度オールトヨタで改めて協定となった。災害時の避難先や女性ドライバーの休息場所として身近に気軽に利用できる場所になるのではと思う。オールトヨタではお客様のお困りごとの解消、地域活性化などにより生活サービス産業への業態変革を模索しており、その観点からも合致した取組だと思う」と語った。

吉川会長は「兵庫県内のオールトヨタが引き受けてくれたことに非常に感謝している。今回の協定は乗客の安心にもつながる。昨今、無線だけではなく、配車アプリもあり、よりきめ細かな情報の提供ができると思う」と謝辞を述べた。

来賓の松崎義廣・兵陸部長は「阪神淡路大震災から25年目、災害時を見据えた協定が神戸で結ばれたことは、意義深いことだ。女性ドライバーへの快適な職場環境づくりは、今後の女性ドライバーの活躍につながると期待している」と祝辞を述べた。

なお、協定を結ぶ兵庫県下トヨタグループ12社は以下のとおり
兵庫トヨタ自動車(株)、神戸トヨペット(株)、トヨタカローラ神戸(株)、トヨタカローラ兵庫(株)、トヨタカローラ姫路(株)、ネッツトヨタ神戸(株)、ネッツトヨタ兵庫(株)、ネッツトヨタゾナ神戸(株)、ネッツトヨタウエスト兵庫(株)、(株)トヨタレンタリース兵庫、(株)トヨタレンタリース神戸、トヨタ部品兵庫共販(株